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6月3日(土)~7月9日(日)
福岡アジア美術館 7階企画ギャラリー
世界初のオリジナル技法「光彫り」
「ゆるかわふう」によって考案された世界初のオリジナル技法「光彫り」の作品は、建築物の内側に使われる発泡断熱材を使用して制作されます。断熱材の背後から LED 照明を当て、表面を金属ブラシで削ったり、半田ごてやシンナーで溶かしたりして凹凸をつけ、その堀り具合で濃淡を作り、光と陰影を表現します。
壁や床の中に埋め込まれ普段目にすることのない断熱材ですが、東京藝術大学で建築を学んだ「ゆるかわふう」にとっては、建築模型を作るための材料として身近なものでした。ある時、断熱材の背後から白い光を当ててみたところ、浮かび上がった美しく鮮やかな「青」が、趣味のダイビングで魅せられていた「青」に重なりました。
絵の具ではできない透明感のある奥行きが表現できるこの画材と技法の発見により、唯一無二の「光彫り」は誕生したのです。さらに昨年より「光彫り」を不透明なアクリルでカバーし、その光のトーンを霞がかかったようにぼかした新シリーズを発表。「光彫り」の探究は続いています。
本展では、高さ約1.8m、幅約5mの大作をはじめ、新シリーズの作品、福岡初出品の新作を含めた約30点を展示します。暗い会場の中で浮かび上がる光。「光彫り」によって描き出された美しく輝く海や空、生き物や風景。画面の中に思わず引きこまれ、一瞬にして心が異空間に導かれるでしょう。
「ゆるかわふう」の創り出す幻想的な光の世界をぜひご堪能ください。
作家プロフィール ゆるかわふう
発砲断熱材「スタイロフォーム」を使用した世界初のオリジナル技法「光彫り」を考案。
絵画でも彫刻でも映像でもない新ジャンルアートのパイオニアとして注目されている。
神奈川県湯河原町を拠点に作品を制作。日本テレビ「ヒルナンデス」、読売テレビ「ミヤネ屋」、
NHK「おはよう日本」、フジテレビ「Live News イット!」「めざましテレビ」など、テレビ出演多数。
YouTube「FNN プライムオンライン」では97 万回視聴を記録。
【開催概要】
名称 | 光の芸術家 ゆるかわふうの世界 ~宇宙(そら)の記憶~ |
会期 | 2023年6月3日(土)~2023年7月9日(日) |
時間 | 9時30分~18時00分(入場は17時30分まで) ※金・土のみ20時00分まで(入場は19時30分まで) ※水曜日休館 |
会場 | 福岡アジア美術館 7階企画ギャラリー (福岡市博多区下川端町3-1 リバレインセンタービル7階) |
料金 |
一般:1,500円(1,300円)、高大生:1,200円(1,000円)、小中生:500円(300円) ※()内は前売り料金 ※「中・高学生、大学・専門学生」料金でご入場の際は ※身体障害者手帳・精神障害者保健福祉手帳・療育手帳の提示者本人と介護者1人は無料。 |
前売販売 |
2023年4月1日~発売 ローソンチケット チケットぴあ ※電子チケットは、会期中は当日料金での発売となります。 |
主催 | テレビ西日本、西日本新聞社、スリーオクロック、TNC プロジェクト |
協賛 | デュポン・スタイロ株式会社 |
後援 | 福岡県、福岡市、福岡県教育委員会、福岡市教育委員会、マリンワールド海の中道 |
お問い合わせ |
テレビ西日本 事業開発部 TEL:092-852-5507(平日 10:00~17:30) |
関連イベント |
ギャラリートーク&サイン会 ・6/3(土)、4(日)、25(日) ・6/24(土)14:00~15:00(サイン会は15:00~) ※イベント参加時に展覧会チケットの提示が必要となります。(半券可) |